CSS Nite in TAKAMATSU, Vol.7 with Microsoft に行ってきました
川上です。5月20日、CSS Nite in TAKAMATSU, Vol.7 with Microsoft ~今日から使えるHTML5&CSS3~に行ってきました。
うどん目当てだなんて言えません
そう今回はwith Microsoft。私は結構無縁。使ってる携帯はガラケー、PCはMac、当然IEは使える環境にない、最近唯一の接点らしき接点はWindowsPhoneアプリのイラスト描いたってだけ(Illustrator仕事のみ、コード一切触らず)という「おまえ関係ないやんけ」と主催者に言われても仕方ない環境ではあるものの、得るものは色々ありました。
途中でついていけなくなった所もあったので、セッション毎のレビューは聞かないでください。
個人的に思ったことを並べてみます。
やっぱり覚えなきゃならんか、JavaScript
一時期素晴らしい勢いで衰退していって、またえげつない勢いで盛り返した(ような気がする)JavaScriptですが、今後のWebの技術を使って、Web以外の出来る事が増えるのを考えると、そろそろJavaScriptが何となくでも分かっていないと厳しくなるんだなぁとは思いました。
JavaScriptに挫折した一番は変数に何か付いてない事。phpでは変数に「$」が付いているので「ああこれは変数だな」と分かるんですが、そういうのが付いていないJavaScriptでは、どれが変数でどれがそうでないのかサッパリというところでアッサリ挫折しました。という話をプログラマの知人にしたところ「そもそもphpが変」と言われ凹みました。道は長そうです。
多様化したり高機能化したりのおかげで、
仕事のワークフローも変わりそう
いろんなデバイスで見ることを想定して作らなければならなくなりそうなWeb。それを想定していろんなデバイスに対応できるようになりつつあるDreamwever6。ある程度のグラフィック処理もCSS3などでこなせるようになる数年後は、「デザイン」→「コーディング」という完全分業に難が出てきそうです。強いて分業するなら「ベースデザインとコーディング」→「下層ページなどへの落とし込み」という形でしょうか。
鷹野さんのセッションで聞いたDWやFWの機能紹介から「あれ、分離の方がきつそう」と思い、益子さんのセッションでの「静的デザインなくなるんじゃないの」と言う内容(うろ覚え)のツイート紹介で「やっぱりそうなるのか」という流れで納得してしまいました。
今後の数年で、デザイナーとしてのやり方、コーダーとしてのやり方をどうしていくのか、ちょっと考えなきゃならない岐路にあるのかもしれないなぁと。
HTML5、楽そう。
が、導入できるクライアントに制限はつくかな
ヘッダーが軽くなったのをはじめ、文書構造的にも悩むことが少なくなりそうなHTML5。とはいえまだ確定していないので、正直クライアントへの導入は「保守管理をまかされているもの」に限りアリだと思いました。今の仕事(特に下請けモノ)はやった後の保守まで請け負っていない物が多いので「あとでちょこちょこ直せばいい」がきかない物ばかり。とりあえずは自分のサイトでいじくってからかな、と思っています。と言うわけで、暇が出来たら川谷制作のサイトはチビチビとHTML5に変えていく予定です(見栄えそのまま)。
ちなみに、SilverlightのTシャツに、WindowsPhoneにWindowsPhoneのストラップ2つも付けて参加していた同行者の方がよっぽと勉強になっていた模様。
なお、冒頭のうどんはマグネット(高松駅のキオスクで500円)です。